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頭の中からリラックス 仕事効率を上げる上手な脳の休め方

頭の中からリラックス 仕事効率を上げる上手な脳の休め方

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脳の消費エネルギーは1日に体全体で消費するエネルギーのうちの20〜25%を占めます。
人一倍脳を使う環境にいる人はそれ以上の消費エネルギーとなり、なんとプロのチェスプレイヤーともなると1日の消費カロリーは平均で6000kcalと言われているのです。

このように脳を使うことは疲れる原因となるのですが、多くの人は脳をしっかり休めることができておらず、必要以上に疲れてしまう原因ともなっています。

脳の消費エネルギーのうち60〜80%は「DMN(デフォルト・モード・ネットワーク)」という人間が意識的な活動をしていない時に働く脳回路です。
つまり、人間は仕事中や会話中など何かに集中したり真剣に考え事をしている時ではなく、ぼんやりとしている時間などに最も脳のエネルギーを消費しているのです。
そのため、脳の疲労を溜め込まないためにはDMNの働きを自分でコントロールする必要があります。

DMNの働きは人がリラックスできていると思っている時間も含まれていますので、意識して変えていく必要があります。

食事中やお風呂に使っている時、寝る前など仕事のことをふと考えたり、過去に起きたことへの後悔や将来の不安などを漠然と考えてはいませんか?
そのような時、DMNは必要以上に働き脳の疲労がより溜まる原因となります。
このようなことを日常的にしてしまい、習慣化してしまっている方は多いはずです。

脳は意識的に休めなければ疲労を取ることはできません。
しかし、脳を効率的に休める方法を理解すれば、脳までリラックスさせることができ、仕事効率や日常のパフォーマンスを高めることができます。

そこで、今回は脳を効率的に休める方法をご紹介します。

■移動と服装で切替える

まず簡単にできることは場所の移動です。

就業後はすぐに会社を出る、授業が終わったら学校を出るなど、場所の移動という行動をとることが効果的です。仕事が終わったり、授業が終わってもダラダラとその場に居続けてしまうことは脳を疲労させてしまうということでもありますので、脳を休めたい場合は会社や学校から離れるようにしましょう。

また、着替えも脳の休息に効果的。会社や職場の制服がある人は着替えてから職場を離れるので切替えもできます。

しかし、スーツを着ているビジネスマンはすぐに着替えることができません。
そんな時はネクタイを外したり、着ているジャケットを脱いだりするだけでも効果があるので試してみましょう。

会社や学校で多くの人が少なからずプライベートと違う部分があるのではないでしょうか。
プライベートでは無口でも仕事では会話が必要だから口数が増える、お客さんに笑顔で接するなどそのような小さなことでも「仕事中の自分のキャラクター」として考えます。
場所の移動と着替えはそのようなキャラクターからプライベートな自分に切り替えるための作業なのです。

■ひとり時間の確保

脳を休ませるために必要なのが「ひとり時間」の確保です。ひとりで過ごせる時間を毎日十分に確保できているという方はあまり多くないのではないでしょうか。
会社や学校、そのあとの人付き合い、家に帰れば家族との時間などひとりきりになる時間はなかなか取りづらいものです。

日常的にできるひとり時間を確保する簡単な方法は、「ひとりで食事に行くこと」です。
朝食でも夕食でもかまいません。ひとりで食事に出かけてみましょう。

他の人と食事に行くと、自分の意見だけでお店やメニューを決めることは難しいですが、ひとりなら自分が食べたいものを選び、自由に決定できます。
この自由にできることが脳の休息に役立つのです。

マイペースに注文し、リラックスしながら食事を楽しんでひとりの時間楽しんでみましょう。
ひとりだとどうしても食事が出てくるまでにスマホを触りたくなってしまいますが、そこは我慢してください。
「何もせず、ボーッと」がポイントです。
普段早食いだという方もゆっくりと時間をかけて食事してみましょう。

また、ひとり時間で特におすすめなのが「ひとり旅」です。行き先・旅行プラン・移動方法・食事など全てを自分で決定できるため、脳の休息効果も大きくなります。
自分のペースで旅をすることで脳は幸せホルモン「セロトニン」を分泌するため、リラックス効果も期待できます。

ひとり旅で大切なことは「マイペース」にひとり旅を楽しむこと。
そうすれば日常生活を忘れてリラックスでき、脳もしっかりと休めることができます。

脳を休めることで頭の中も整理されるので、旅行から帰ったら仕事の効率が上がったり、新たなアイディアを閃くということも珍しくないのです。

■モンキーマインドの排除

やり残した仕事や仕事への不安、職場やプライベートでの人間関係や問題など、多くの問題で頭の中が埋め尽くされることはありませんか?

この状態を木から木へ騒がしく飛び移る猿のように考え事が頭に溢れることから「モンキーマインド」と言います。

あれこれ心配事などを考えていると疲労感を覚えませんか?実はモンキーマインドは脳のエネルギーを一気に消費してしまうのです。
しかし、モンキーマインド状態だとエネルギー消費をしていてもいい考えが思い浮かぶわけでもなく、頭の中で不安が飛び回るだけで終わってしまい、疲れ損といえる状態になっています。

モンキーマインドから抜け出すためには自分の頭の中を客観視して、他人事のように考えられるようになるための習慣をクセづける必要があります。

まず、頭の中の悩みや不安を紙に書き出したり頭の中で整理します。
自分でその不安について考えたら、「考え済み」のマークをつけたりラベルを貼るなどします。
それを客観的に見て「この問題については何度も考えた」ということを理解しましょう。
「考え済み」となっている問題は「もう考えたのだから」と頭の中から排除してください。

以上のことを行ってもなかなかモンキーマインドから抜け出せない場合は、以下のことを試してみましょう。


①悩みや不安に対して、自分が尊敬する人や信頼する人ならどのように解決するかを客観的に考える

②問題に対して「なぜなのか」を問い続けて、頭の中からその問題が離れない原因を探す

③頭の中を占領する考えを口に出し、否定的なものは逆の肯定的な言葉に置き換えてみる

④その考えに対して判断をしない

⑤頭の中で10分ほど猿を好きに暴れさせ、時間が経ったら紙に書き出すなどして考えを整理する


 

このように頭の中の猿をコントロールできるように、自分に合ったモンキーマインド排除方法を探してみましょう。

 

■まとめ

今回は脳を効率的に休める方法についてご紹介しました。
すぐにでも始められるものが多いので、今日から取り組んでみてはいかがでしょうか。

モンキーマインドを排除し、DMNの働きを抑えることが大切です。
脳をしっかり休息させて、仕事やプライベートでのパフォーマンスアップに繋げましょう。

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