stressless® Moment(ストレスレス® モーメント)

木のぬくもりがもたらす癒しとリラックス効果

木のぬくもりがもたらす癒しとリラックス効果

SHARE

2020年12月、東京五輪・パラリンピックのメインスタジアムである国立競技場が、ついに完成しました。

日本全国から厳選された木材を贅沢に使用し建てられた、和のスタジアムだそうです。
設計者は細部にわたって、とにかく木を使うことにこだわり、その骨格だけではなく、梁や天井、壁やベンチと至る所で美しい木目に触れることができる造りに仕上げました。木のぬくもりに包まれた空間で、競技者も観戦側もリラックスして過ごすことができるというわけです。

木造の建物や木目の家具が配置された部屋の中にいると、不思議と癒されたような気分になります。
実は、その感覚は気のせいではありません。

木には実際にリラックス効果があり、木のぬくもりが人を癒すことがわかっているのです。そこで今回は、木が持つ癒しの効果について詳しく見ていきましょう。

■人はなぜ木にぬくもりを感じるのか

今でこそ、マンションなどの鉄筋コンクリート造が多いですが、たった数十年前まではほとんどが木造家屋でした。
勿論、当時も木材以外で家を建てることはできましたが、人々が敢えて木材を選んだのは沢山のメリットがあったからです。
その一つが、木材に含まれる「フィトンチッド」という化学物質の存在です。

フィトンチッドは、植物が成長していく過程で、害虫や外的な攻撃から自らを守るために自然発生された物質のことです。

フィトンチッドが発生した植物は自分自身を殺菌し、バリア機能を高めることで、何百年という長い年月を生きることを可能としています。つまり、フィトンチッドを含んだ木材で建てられた家は、消臭や除菌・抗菌の効果を発揮し、耐久性を維持することができるのです。
また、フィトンチッドには匂いがあります。新築の木造建築物の中に入って、木の良い香りに包まれた経験がありませんか。フィトンチッドにはその香りに癒し効果を持ち、森林浴をしたかのようなリラックスを得ることができると実証されています。

さらに木材建築のもう一つのメリットは、湿気や熱を遮断するところにあります。木の床に裸足で立つと、タイルや石に比べて冷たさを感じないですよね。木には、熱さも寒さも通さない、断熱性があるのです。
これを上手く活用しているのが、木製のおもちゃです。乳幼児は触れる温度に敏感なので、夏でも冬でも熱が一定の木のおもちゃは、子どもにとって扱いやすく、それが優しさやぬくもりとして感じられるのです。

シンプルなデザイン、そして温かみのある「木のおもちゃ」での遊びを通して、子どもの感性を拡げる「木育」が子育て世代の中で流行しています。木に触れ、木から学び、木と生きる。様々なテクノロジーを駆使した知育玩具が出回る現代でも、未だ積み木が人気のおもちゃであることは、こういった理由があるからかもしれません。

■木が人に与える癒しとリラックス効果

寿司屋や小料理屋などで見かける、大きな一枚板で造られた立派なカウンターや、木製家具で統一された柔らかい色調のカフェ。美しい木目は、見るだけで人を高揚させ、癒してくれます。

内装や雑貨に木製のものを使用することで、リラックスした空間だと感じることができるのは、フィトンチッドの放つ香りと深い関係があります。それは高ぶった自律神経を安定させストレスを緩和する効果があるため、ゆったりとした気分で過ごすことができるのです。

また、木材の表面は、その木目の重なりによって微細な凹凸ができています。このことが有害な紫外線を吸収し、光を和らげ、私たちの目には優しく映るように変化させています。木製家具で統一された部屋を見渡したとき、優しくあたたかい雰囲気を感じるのはこのためです。

「1/ f のゆらぎ」という言葉をご存知でしょうか。
これは、私たちが生きている世界に存在する「規則的」なものと「不規則」が調和されることで生み出される、究極の癒し効果のことを指します。

例えば鳥の鳴き声。ランダムに鳴いているようですがリズムや音が規則的に流れるため、耳にすると心地よく、自然と癒されます。実は木目も同様で、規則・不規則が調和された癒し効果のあるデザインとなっており、目にすることでリラックスしたり、落ち着いた気分になることができるのです。

■身近に感じたい、ぬくもり豊かな木製雑貨

このように、木には人を癒したり気持ちを和らげる効果があるので、日常的に側にあることが理想的だと言えます。ここでは、いつでもぬくもりが感じられるような、素晴らしい木製雑貨をいくつかご紹介いたします。

◯木製の食器、カトラリー

木製の器にスープを入れてみると、『アルプスの少女ハイジ』のような優しくて温かい世界観を醸し出すことができます。
木製の食器は軽く、落としても割れないため、乳幼児の初めての食器として人気があります。また、木製のカトラリーを口にしたとき、唇や舌への当たり方がとても優しいので、ゆったりとした気持ちで食事を楽しむことができます。

◯木製の腕時計

日本の政治家が身につけていたことで流行の兆しを見せているのが、木製の腕時計です。
寒い冬の朝、外出時に金属製の腕時計を着けるとその冷たさに驚きますが、木製のものは断熱性があるため、違和感を持つことなく身に付けることができます。また、多くの金属アレルギーを持つ人からも支持されており、スマートフォンで時間を知ることができる現代でも、その機能とデザイン性で腕時計を着ける人は多いようです。

◯木製のキーボード&マウス

パソコンと睨めっこしながら忙しく働いている人にぜひオススメなのが、木製のキーボードとマウスです。
竹製なので、指触りはとても滑らかでキーは打ちやすく、見た目は流れるような木目のデザインがあしらわれており、ストレスを溜めずにリラックスして働くことができそうです。木製の雑貨が置かれているだけで、デスク周りの雰囲気がガラッと変わりますよ。

■まとめ

いかがでしたか。
建物から雑貨まで、木製のものというのは本当に私たちの身近に存在しています。木の持つ素晴らしい特性を活かして、日常に積極的に取り入れるようにすると、ストレスを溜めがちな毎日に変化が起こるかもしれません。

自然の優しさと温もりで作られた木製の家具や雑貨を、これからもずっと大切にしていきたいですね。

SHARE
関連記事
ピックアップ