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ストレスは「冷え」の原因に。寒くなる季節に向けてやっておきたい準備

ストレスは「冷え」の原因に。寒くなる季節に向けてやっておきたい準備

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寒くなると辛いのが身体の「冷え」。

ただの冷え性だと思って身体を温めるだけで済ませていませんか?
もしかしたら、その冷えはストレスからくるものかもしれません。

ストレスを溜め込んでしまうと心も身体も常に緊張状態に陥る「過緊張」という状態になります。
過緊張の状態を放置すると、冷えが悪化してしまうことがあるのです。
ストレスは自律神経の乱れを引き起こし、交感神経ばかり優位にはたらくことで、血液の粘着性が増して筋肉も硬直し、その結果血行不良となり冷え性が悪化します。

常に冷えを感じている状態ではとてもリラックスできませんし、何事にも集中できませんよね。
そんな状態が続くとストレスが増して、さらに血行不良が悪化してしまいます。
ストレスで感じる精神的な疲労に加え、冷えからくる筋肉の緊張と冷えを悪化させる悪循環が出来上がってしまうのです。
この状態が「ストレス冷え」と呼ばれる状態です。

ストレス冷えを起こしている方は4つの特徴があります。

①手のひらや足裏など、部分的に汗をかきやすい人
交感神経が活発になることで部分的に汗をかいてしまいます。

②身体を表面から温めて身体をリラックスさせようとすると冷えが悪化する人
過緊張状態で身体を温めリラックスしようとしても、精神的にリラックスできず、余計に冷えを悪化させます。

③イライラしたり、寝つきが悪い・不眠、うつなど、メンタル面での不調がみられる人
ストレス冷えはストレスからくる冷えなので、自律神経系の症状がよく見られる傾向があります。

④冷えていることに無自覚な人
ストレス冷えの人は自分が冷えていることに無自覚な場合もあり、冷房が効きすぎている部屋で過ごしたり、冷たい飲み物をよく飲んでいたりします。
そのような行動の結果、冷えを知らず知らずに悪化させてしまうのです。

冷えと聞くと意識して身体を温めようとする方が多いのではないでしょうか。
しかしストレスからくる冷えは身体の表面から温めると、余計に悪化してしまう可能性があります。
温めることで汗をかき、身体が余計に冷えてしまうからです。
冷えの改善に、と長時間の半身浴などしていませんか?長時間の入浴は特に汗をかきますし、最近では身体が逆に冷えることも徐々に知られてきています。

では、どのようにすればストレス冷えを予防・解消できるのでしょうか。

ポイントは、汗をかかないように温めることと、身体の内側から温めることです。
冷えの改善は継続して行う必要がありますので、自分が続けられそうな方法を見つけましょう。

■漢方を毎日飲む

身体の中から改善するのであれば、漢方は効果的と言えるでしょう。
ストレス冷えは自律神経の乱れを整えなくてはいけないので、冷えと自律神経に効果のある漢方を複数同時に飲むことで治していくことが可能です。
漢方をはじめてみるのであれば、漢方専門医を受診してみましょう。

漢方について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

■入浴方法の見直し

シャワーでささっと済ませている人はもちろん、冷え性を治すために長時間の入浴でしっかり汗をかいているという人も、もしかしたらストレス冷えを悪化させている恐れがあります。
身体を温めるためにお風呂に浸かって汗をかくことは体に良さそうに感じますが、実はこれも身体を冷やしてしまう行為なのです。

まず、入浴する時に浴室を温めるため、壁に熱いシャワーをかけます。
お風呂の湯温はぬるま湯程度にしましょう。
10分程度浸かって身体の芯から温めるのが効果的ですが、ストレスにならないように時間を気にせずリラックスして入浴しましょう。
音楽をかけたり、入浴剤を使って香りを楽しむのも気持ちをゆったりさせることができるので効果的。

汗をかいてしまうと余計に体が冷えてしまうため、汗をかかない程度を目安にしましょう。

■食事にスパイスを取り入れる

身体の内側から熱を作り出すのであれば、食事の見直しをしましょう。
朝食を抜いてしまっている人は、朝食を食べる習慣をつけて体が熱を作り出せるようにリズムを整える必要があります。

スパイスは身体を温めてくれるので、意識して食事に取り入れてみてください。

特に生姜は和食でも取り入れやすいので、何か生姜を使った料理を一品プラスしたり、薬味として使うようにして積極的に食べましょう。
身体を温める食材としてよく知られている生姜ですが、生の生姜には「ジンゲロール」という成分が豊富に含まれており、強い殺菌力があります。
このジンゲロールを加熱すると「ショウガオール」という成分に変化し、ショウガオールが血行を良くして全身に血液を行き渡らせて全身が温まると言われています。
冷え対策として生姜を摂取する時は加熱して使用するのが特に効果的です。
唐辛子も身体を温める効果はありますが、唐辛子は粘膜への刺激が強いので過度な摂取は身体への負担になる可能性があります。
それに対し生姜は粘膜への刺激も少ないため使いやすい食材と言えるでしょう。
飲み物として生姜湯や生姜紅茶を飲めば、こまめに生姜を摂取できますよ。

外食が多い方は中華料理やカレー屋を選ぶといいでしょう。
カレーにはさまざまなスパイスが使われていますし、中華料理は生姜や唐辛子やネギをよく使うからです。
外食だからと適当に決めてしまわず、意識することが大切です。

■腹巻き・カイロを使う

身体の内側から温めることが必要だということはご説明しましたが、もちろん身体を外側から温めなくてもいいということではありません。

身体を外側から温めるなら、おすすめは「腹巻き」です。
女性は使用している方も多いかもしれませんが、実は男性も使用した方がいいアイテム。
腹巻きで体幹部を温めることがストレス冷えに効果的です。

腹巻きを使用しても寒気がする場合カイロを併用しても大丈夫ですが、カイロも腹巻きも汗をかかないように気をつけましょう。
キッチンペーパーを挟んだり、汗ばみはじめたら取り替えるなど汗を放置しないようにしましょう。

■緊張を感じたら呼吸でリラックス

ストレス冷えの方は冷えへの対処だけでなく過緊張状態をほぐして心をリラックスさせる必要があります。
どこにいてもできるリラックス方法として効果的なのが呼吸です。

息を吸う事は交感神経を活発にし、息を吐く事は副交感神経を活発にします。
ストレスが溜まっている状態や緊張状態の時、呼吸は浅くなり息が吐き出しきれず交感神経が優位の状態が続き、自律神経がさらに乱れてしまうのです。
ストレスを感じた時は息をゆっくり、そしてしっかり吐き出す事を意識してみましょう。

吸う時にお腹を膨らませ、吐く時にお腹がへこむ「腹式呼吸」を行えばより効果的です。
可能であれば、目を瞑りお腹の膨らみやへこみを感じながら呼吸に集中をすると、よりリラックス感を得られます。

■まとめ

これからの季節は冷え性の方には辛い季節ですが、日常のちょっとしたことを意識するだけで冷えは改善する可能性があります。

特にストレス冷えは普通の冷え性とは対処法も少し異なり、身体だけ温めれば治るものではありません。
身体の内側からの改善と、ストレスの軽減が必要です。

この冬は、ストレス冷えに効果的な食事や入浴方法を試して身体の内側から温め、呼吸を意識してストレスを軽減してみてください。

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