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なぜか続く心身の不調は男性更年期が原因かも?減少していく男性ホルモンへの対策とは

なぜか続く心身の不調は男性更年期が原因かも?減少していく男性ホルモンへの対策とは

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忙しい毎日を過ごしながらも、休日には好きなことをしたり、体のメンテナンスを行うなどして、ストレスコントロールをしている人は多いと思います。しかし、自己管理を行なっているにも関わらず、体や心の不調が続いている人は、もしかしたら「男性更年期」かもしれません。

「更年期」と聞くと、女性特有のものだと思う人がいるかと思いますが、実は男性にも更年期障害はあります。そして驚くことに、この「男性更年期障害」は早い人だと、30代から発症することもあるのです。今回は、誰でも発症する可能性がある男性の更年期障害について、詳しくご紹介していきます。

■男性の更年期障害である ’LOH症候群‘ とは

男性に見られる更年期障害は ‘LOH症候群’ と言います。女性の更年期に見られるような、鬱になる、やる気がなくなるなどの症状に加えて、男性の場合は筋肉や骨が劣えるなどの体つきに変化が見られ、性欲の減退、性行為ができないなどの症状が現れます。

というのも、男性更年期の起因となるホルモンは「テストステロン」というもので、筋肉を増やしたり、骨格を発達させるために必要不可欠なものなのです。テストステロンは精巣から分泌されるホルモンで、男性らしい身体をつくり、また性欲にも大きな影響を与えます。

テストステロンは、30歳頃まで増え続け、以降徐々に減少していきます。加齢とともに性欲が減少したり、性器の働きが鈍ったと感じるようになるのは、このホルモンの減少による可能性があります。

ただ、ホルモン分泌が、加齢とともに緩やかに減少するのであれば問題ないのですが、30代に急激に減少してしまう人がいます。こうなると、LOH症候群を発症しやすくなってしまいます。実は、この「急激なホルモンの減少」の原因となるのが、「ストレス」であることがわかっています。

女性の更年期発症の原因は、そのほとんどが閉経によるものです。閉経前後で、ホルモンバランスが乱れることで、自分の意思とは無関係に、精神的に落ち込んだり、身体的に何もしたくなくなるなど、更年期の症状が現れます。

しかし、男性の場合は違います。過度なストレスを感じることが原因でLOH症候群を発症してしまうのです。つまり、テストロテロンの分泌が減少していく30代以降であれば、ストレスの感じ方次第では、若くして更年期の症状に悩まされてしまう恐れがあるということなのです。

■症状による診断方法

LOH症候群を発症していたとしても、男性の場合はストレスが原因なので、自分ではそれが「病気」であることに気づけない人が多いようです。以下に示す項目に当てはまることが多いようであれば、更年期障害の可能性があります。

〈精神的な症状〉
○ネガティブな考え方をしてしまう
○すぐイライラするようになった
○将来が不安に感じてしまう
○悲しい・寂しいと感じる
○制御できない気分の浮き沈みがある
○長時間集中できないようになった

〈身体的な症状〉
○急激に筋力が衰えたと感じる
○運動をしていないのに筋肉痛になる
○身体が火照ったり、汗ばむ
○慢性的に身体がだるい
○性欲がわかない、勃起しない
○ヒゲが伸びなくなったと感じる

身体的な症状については自覚しやすいと思うのですが、精神的な症状について、思い当たることがあっても、どうしてもそれを「自分の心が弱いだけだ」と我慢してしまう人が多いようです。余計に症状を悪化させかねませんので、少しでも自分自身の変化に気づいたら、一度病院で受診されることをおすすめします。

■更年期障害にならないための対策とは

男性の更年期障害であるLOH症候群については、原因が「ストレスによる男性ホルモンの急激な減少」であることがわかりました。つまり、LOH症候群を引き起こさないための対策は2つ。ストレスを溜めないことと、男性ホルモンであるテストステロンの減少を抑えることです。

まず、ストレスを溜めないようにするために、日常生活を見直しましょう。仕事にやりがいを感じられていますか。辞めたい、逃げ出したいと思っていませんか。仕事量が多く、残業続きだったとしても、気持ちがポジティブに働けていれば、さほどストレスを感じないものです。逆に、不満を持ちながら働くと、どんどんストレスが溜まっていき、その結果、テストステロンが急激に減少していき、LOH症候群を発症してしまいます。

また、睡眠はとても大切です。忙しく長時間睡眠が難しい人は、睡眠の質を見直しましょう。入眠する直前までスマホを見ることは、当然ながら良くありません。部屋を暗くして、目を閉じ、リラックスした状態で眠りにつくようにしましょう。また、朝は早めに起きて、朝日を浴びることをお勧めします。朝日を浴びると、体内で「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンが分泌します。このことで人は、気持ちがポジティブになるので、1日を楽しく始めることができ、ストレスから解放されます。

次に、テストステロンの減少を抑えるための対策です。テストステロンを生成するための原料は、コレステロールです。ですので、食事でコレステロールを摂らなければなりません。しかし、ご存知のようにコレステロールは摂取しすぎると,
肥満など他の病気にもなりかねませんので、並行して運動をすることが大切です。ここでの「運動」というのは、テストステロンの増加を目的とするならば、筋トレが最も効果的です。ジョギングや水泳のような有酸素運動より、筋肉に直接働きかける運動の方が、男性ホルモンの分泌は多くなります。

いかがでしたか。「男性にも更年期障害がある」ということを理解していれば、いざ自分自身にそのような症状が起こった時にも、冷静に対処できると思います。また、周りにそのような人がいたら、助けてあげられるかもしれません。30代以降は、体内のホルモンバランスが乱れないよう、意識しながら過ごしていきましょう。

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