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部屋に自然光を上手に取り入れるテクニック

部屋に自然光を上手に取り入れるテクニック

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明るい室内は気持ちも自然と明るくなり、ストレスレスな生活への第一歩でもあります。
自然光を上手に取り込んで、快適で心地よい空間で毎日をすごしてみたいと思いませんか?
インテリアのちょっとした工夫から、リフォームを考えている方、これから住宅を新築する方に向けて様々なアイデアをご紹介します。

ポイント1:取り入れた自然光を部屋中に広げる

室内に自然光を取り入れると言っても窓の大きさにも限度がありますし、大掛かりなリフォームをするほど費用をかけられないなど様々な事情があると思います。
そういった場合は考え方を少し変えて、取り入れた光を効率良く部屋中に広げられるような工夫をしてみましょう。

光を広げる時に意識しなければならないのが壁や床、天井の色です。
効率良く光を反射する色は白なので、内装を白に変えることが最も効果があります。
白には少し抵抗があるという場合は、できるだけ明度の高い明るい色を意識して下さい。

内装を白などの明度の高い色に変えることで、窓から入った自然光を部屋の壁や床で反射させて奥へと届けることができます。
また明度の高い色は光をよく反射して明るく見えるので、部屋全体の印象が明るくなり室内環境の快適性向上につながります。

内装を変えられないなどの事情がある場合は、床ならば白いラグを窓側に敷いたり、窓際の庭やベランダに白玉砂利を敷くといった方法でも効果が感じられるでしょう。
その他には本棚や食器棚、ソファ、テーブルなど、白い家具を意識して選んでみても効果があると思います。

もう少し遊びを効かせたいという場合にはベランダや庭にビニールプールを置き、そこに水を張ってみると面白い効果が得られます。
太陽の光が水面で反射し、部屋の天井に程良いゆらぎ感のある光を生み出してくれます。
ゆらぎ感のある光は心地よく、ヒーリング効果も期待できるかもしれません。
ただしこの方法は水面に直射で太陽光が当たらないと効果を発揮しづらいので、ベランダや庭に入る太陽光の状態に注意して下さい。

ポイント2:リフォームで採光を変える

もう少し本格的に自然光を取り入れたい場合には、リフォームで窓を増やす(大きくする)のもひとつの方法です。

窓の形や大きさにもよりますが、窓を増設する場合はできるだけ高い位置に設けるとたくさんの自然光を取り込むことができ、室内の快適さがアップします。
高い位置に設けるということはそれだけ奥まで陽が届くということなので、より効率的に室内を明るくすることができます。

しかし、窓を増やすと言っても構造上大きな窓を開けられない場合もあると思います。
そんな場合はスリット状の窓を設ける、小窓を設ける、天窓(天井に開けた窓)を設けるという選択肢もあります。
特に天窓は設け方によっては室内の照明の代わりになるくらいの効果が期待でき、ストレスレスな明るさを得られる場合もあります。

マンション住まいで窓を増設できない場合は、壁をガラス壁に変えたり、室内窓を設けるという方法もあります。

ガラス壁は、本来ならば光を遮ってしまう壁を光を通すように変えてしまおうという考えです。
その際にガラス壁のフレームをインテリアのアクセントとして設えると、部屋のグレードが一段上がります。

室内窓は主にマンションのリフォームで用いられることが多いです。
壁全体をガラスに変えるのではなく、室内の間仕切り壁に窓を設けて隣の部屋の光も感じられるようにする手法です。
全体をガラス壁にしてしまうとプライベート性に疑問を感じてしまう場合もありますが、室内窓であればカーテンを設けることで手軽にプライベートとの使い分けも行えます。
室内窓はリビングに隣接する壁だけでなく廊下に面する壁に窓を設けることで、廊下の明るさが確保でき、家全体がより快適になります。

ポイント3:間取りから考える

これから家を新築する、購入するという場合には、間取りや各部屋のあり方から考え直すということも可能です。

例えば家族が集い、最も多くの時簡を過ごすリビングは自然光をたっぷり取り込んでストレスレスで心地よい空間にしたいと誰しもが思います。
その願いを叶えたいのであれば、窓際を2層吹き抜けにして高い位置まで窓を大きく取ると、部屋の奥まで光が届き心地よいリビングになります。

また、リビングというと南側の一番陽の当たる場所に計画されるのが一般的です。
南側のリビングには様々な利点があるのですが、光をたっぷり取り込める反面、夏は直射光による暑さが問題になります。
光は取り込みたいけど暑いのも避けたいといったように、相反した悩みが生まれてしまう場合もあります。

そんな悩みに対して北側のリビングが好まれることもあります。
北側のリビングは直射の光が入らないので、夏の日差しや夕方の西日に影響されることがなくなります。
直射が入らないので取り込める自然光の量は南側リビングには劣りますが、そこは窓を大きく取ったり、天窓を設ける、南側の高い位置から光を入れるなど様々な工夫で解消することも可能です。

北側は直射もなく1日を通して自然光の状態が比較的安定しているので、周囲をあまり気にすることなくカーテンを開けっ放しにしておける環境を確保できそうならば、検討の価値は十分にあると思います。

都会の住宅が密集した場所では難しいかもしれませんが、少し郊外で家を持とうと考えている方や、都心のタワーマンションの上の階に住む予定の方などは選択肢のひとつとして考えてみると、快適なリビングを実現するチャンスかもしれません。

番外編:様々な採光テクノロジー

最後に少し変わった採光テクノロジーを紹介します。

1つ目は、一般的には「太陽光採光システム」や「光ダクト」といった名称で呼ばれているシステムで、家の内部に設置した筒状の道を通して光を部屋まで届けるというものです。

その仕組みは、屋根に設けたユニットにて太陽光を集め、集めた光を内部が鏡になった筒を通して各部屋まで導くというものです。
各部屋に設置される光の出口部分は照明器具のような形やサイズとなるのが一般的で、このシステムで導いた光はリビングの窓から入ってくる自然光のように大きな面から入ってくるものとは異なったイメージとなります。
また、人工的な照明と違って太陽光の状態(雲の状態)によって光の量が変化します。

このシステムは室内の天井照明の代わり(または補助的役割)で設けることが一般的ですが、光の出口部分を天井に設けるのではなく廊下の壁に室内窓のようにして設けたり、各部屋の壁などに設けるなどの工夫をすると、窓がないのに外の自然光を感じられるという快適さを得られることでしょう。


2つ目はガラス瓦による採光です。
雨風を凌ぎ、強い日差を遮るのが瓦屋根の本来の姿ですが、ガラス瓦はその名の通りガラスでできた瓦なので、雨風を凌ぎながらも自然光を室内に取り込めるという次世代型の瓦屋根です。
特に都市部の密集した住宅地で、窓からだけの採光では十分な自然光が取り入れられないという場合に大きな効果を発揮します。
新築する際の住宅プランと組み合わせると天井のデザイン性も向上するので、自然光による明るくストレスレスな空間と心地よさ、快適さを同時に実現することも可能です。

最後に…

夜の人工的な照明と違って昼間の自然光は周囲の環境や立地の影響を受けますが、少しの工夫や、新築時に少し気をつけておくだけでも後々の快適さが大きく変わってきます。

我が家は自然光のある生活ができているかな…と感じた時には、今回ご紹介したアイデアを
参考に自然光との付き合い方を見直してみて下さい。

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