stressless® Moment(ストレスレス® モーメント)

“ストレスさえ楽しむのが役者。 常にアクションを起こしていたい”

“ストレスさえ楽しむのが役者。 常にアクションを起こしていたい”

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TOKYO PROFESSIONALS #02

KEN MITSUISHI <Actor>

× Premium Leather  -Cognac-

 


 

Photo: SIO YOSHIDA  Text: MOTOYA SAHARA Edit: F.M.J. magazine

PROFILE:光石 研<br />
1961年、福岡県出身。16歳の時に映画「博多っ子純情」の主役に抜擢され78年にデビュー。「ひよっこ」「アウトレイジビヨンド」などの話題作に出演。2019年「デザイナー 渋井直人の休日」では初のドラマ単独主演を務めた。連続ドラマW「コールドケース3 ~真実の扉~」が2020年冬、放送予定。
PROFILE:光石 研
1961年、福岡県出身。16歳の時に映画「博多っ子純情」の主役に抜擢され78年にデビュー。「ひよっこ」「アウトレイジビヨンド」などの話題作に出演。2019年「デザイナー 渋井直人の休日」では初のドラマ単独主演を務めた。連続ドラマW「コールドケース3 ~真実の扉~」が2020年冬、放送予定。

──空間やインテリアに興味を持ったきっかけは?

子供の頃、家の四畳半の部屋で、家具の位置を変えて模様替えをしてみたり、タンスに色を塗ったりステッカーを貼ったり、そんな事が大好きだったんですよ。気がつかないうちからそんな事をやっていて。何がきっかけだったか全くわかんないですね(笑)。そのうち雑誌の「POPEYE」が創刊され読むようになり、そういうものを通してライフスタイルを楽しむということに影響されていきました。

── 家具を選ぶ際に、こだわりのポイントなどあれば教えてください。

僕が10代の頃、音楽、ライフスタイルで、ミッドセンチュリーブームが起こり。そこにどっぷり影響されて、50年代、60年代、ミッドセンチュリーの文化に興味が湧いたんですね。家具とかもその時代のものが好きで、そこを基準に買い集めるようになっていきました。

── 光石さんの思う「心地のよい住まい」の条件とは?

好きな家具に囲まれているというのはもちろんですが、一つひとつにちゃんと自分の手垢、指紋が付いているというか、肌馴染みがある空間が好きですね。新品の家具だけを揃えれば良いという訳でもなく、歴史みたいなものでしょうか。時間を経た自分史みたいなものが感じられる場所を居心地いいと感じるような気がします。

── 様々なチェアをお持ちかと思いますが、光石さんにとってチェアとは?

椅子って決められた形がなくて、自由度が高い気がします。ひとことで椅子と言ってもバラエティが豊富で、それぞれこだわるポイントが違う。家具の中で一番面白い感じがします。例えばテーブルは4本足に縛られていて、どうしても画一的な印象があったりして。椅子マニアっていらっしゃいますよね、その人達の気持ちが凄くわかります。

── ご自宅ではどのように過ごしていらっしゃいますか?

大抵はリビングのソファに座るか、寝転ぶか。食卓では決まった角のポジションがあり、そこで過ごしたり。セリフ覚えたりする為の小部屋があるのですが、そこで気に入った椅子に座り、セリフを覚えたりしています。最近なのですが、犬を飼い始めて、犬と空間を共有するようになって、また以前とは違った感覚が自分の生活の中で生まれた感じがします。

──オンからオフに気持ちを切り替えようとする際に、意識することや決まってやることなどはありますか?

撮影が続いて、それが終わり家に帰って、次の日また別の撮影がある、そんな時にはまずお風呂に入って、その後明日の予定を見ながら、ちょっとお酒を飲んだり、ご飯を食べたり、そんな瞬間に気持ちが切り替わります。次の日が遅いとか、台詞の数が少ない現場とか、そういう時にはお酒を飲みながらレコードを聴きます。気に入っているソウルのレコードをひっくり返したりする時間がリラックスする瞬間かもしれないですね。

── 東京にいらっしゃったのはいつ頃ですか?

高校を卒業した1980年に役者になるために上京して、世田谷の千歳船橋に住み。高校時代に映画で主役をした経験があったので、その時のスタッフを頼って、仕事を紹介していただくようになりました。当時の千歳船橋は、駅を離れると畑があったり、すごい田舎だったんですよ。世田谷ってそうなのかと思ってびっくりしましたね。地元の黒崎って街も小さいけど当時は、製鉄所の人たちで毎晩賑わう歓楽街もある賑やかな街だったので。

── 光石さんにとって東京とはどのような場所ですか?

東京は仕事をしにきた街ですよね。マスコミや映画に関わる会社は、東京に集中していますから。役者、俳優という仕事は、ここでしか成立しないと思って出てきました。もちろん九州にいる頃からの憧れもあったし、色んな事が詰まっていて、仕事以外の付随したものも多い街でもありますが。基本は、仕事としての、俳優としての場所ですね。

──東京で好きな場所、特等席は?

生まれ育った黒崎という街が歓楽街で、商店もあって、そういう雰囲気が好きなんですよね。例えば、三軒茶屋とか、下北沢とか、ワサワサした商店街があるところがずっと好きかもしれないですね。高級過ぎず、トレンドとかとも関係なく、公園とかがあっても、その裏には生活を感じられる商店街があるような街並みが好きです。

── 役者を目指すようになったきっかけは?

高校時代に、九州を舞台にした映画「博多っ子純情」のオーディションに友人が僕を応募して、運よく主役に選ばれ、撮影現場を経験する事が出来ました。映画撮影の現場に入った時に、そこにいる映画関係の人たちが、地元では見たことがないような、ものすごく生き生きした大人たちで、それがとてつもなく刺激的で。役者になるというよりも、その映画の現場にいたい、そう思ったんですよね。

── 役者の魅力・醍醐味をどこに感じますか?

一つのカットを撮るために、スタッフが集中して、自分は役者としてその緊張感ある場に居て。手持ちカメラとか、テクニカルな要素が入って難しいシーンとかは、さらに大変なんですけど、色んな部署が総動員して絵を作り上げ、チェックして、監督から「OK」という言葉が発せられた時に、その緊張感が溶けていく、その瞬間が至福の喜びです。他のことではあまり経験する事のできないくらいの感情が湧き上がるのですが、その瞬間の為に役者をやっているような気がします。

── どの作品も「自然体」に見えますが、役作りで意識していらっしゃることはありますか?

若い頃は一生懸命去勢を張ったりしていたんでしょうけど、俳優業を長くやってきたというのと、年齢的なことと、それが相まって、段々と自然体って言われるようになったのだと思います。自分としてはよくわからないですけど。あと僕は、おっちょこちょいの部分があり、日常生活で色んな失敗をするのですが、それを隠そうとした時期もありました。でも結局、格好つけてもそうなってしまうというか、バレてしまうというか。それを隠さなくなったのが、自然体に繋がっているのかもしれません。

── 雑誌「Pen」のウェブムービー「光石研の東京古着日和」では、ご本人役で、様々な街や古着店を訪ねていらっしゃいますが、この動画の中の光石さんは、ご自身にかなり近い人物像でしょうか?

台本も有りますし、カメラが回った瞬間から、演じてるとは思うのですが。渋井直人の時も思ったんですけど、どこまで自分か、どこまでが役なのか、僕としてはわからない。ただ、そこは「ちょっとわかんないです」って言っておいて、煙に巻くっていうか、その方が面白いかなって思いますね。

僕は古着は好きなんですが、台本通りに演ってるだけで、スペックとか細かな事は全然詳しくなくて。ただ動画を見ていただいた方は、僕が詳しいと思っていると思うんですよ。例えば、以前インテリアで取材を受けた自宅だって、もしかしたら住んでいなかったりとか(笑)。そのくらい曖昧な方が面白いと思ってるんですよね。

── ご自身の出演作を見ることはありますか?また、好きな作品があればお教えてください。

一回は絶対に見ます。ただ、見返したりとかはしないですね。俳優として、仕事としてのチェックという意味が強いですね。自分の芝居を確認するというか。昔は試写会とかに足を運んだんですが、最近時間がなくて、映画もあまり見れていないんですよね。好きな映画というと、フィンランドのアキ・カウリスマキ監督の作品でしょうか。彼が新しい作品を作ると見にいきますね。あまり華美じゃない、派手じゃない映画が好きです。

──放映中のNHK連続テレビ小説「エール」のご出演はいかがでしたか?

三姉妹の父親の役で、女性に囲まれた女系家族の父親で、みんなに愛されて、家族のために一生懸命に働くとてもいいお父さんの役です。ロケで地方も行きましたし、あとは都内のスタジオでも撮影していました。僕自身の出番はそんなに多くないのですが、楽しい現場で、いい雰囲気で収録が進んでいて、ドラマの展開が楽しみです。

──「ストレスレス®トーキョー」に座ってみた印象を教えてください。

黒い脚が素敵ですね。ミッドセンチュリーの椅子にも黒ワイヤーのものって凄く多いんです。家にもありますけど、当時流行ったんですよね。それが採用されているのっていいですね。リクライニングチェアって、大御所俳優さんが座るような、重厚なものはいっぱいあると思うのですが、これはカジュアルな印象もあっても、大きさが丁度良くて。自分のライフスタイルにも凄くフィットすると思います。体に馴染じむ感じがあり、やはりヨーロッパの椅子は座り心地がいいですね。

──今後、「トーキョー」という特等席でどんな時間を過ごしたいですか?

自宅でターンテーブルと、レコードのラックがあるスペースの横に置きたいですね。そこに座りレコードを取り出し、埃をとってターンテーブルに置いて、お気に入りのスィートソウルの曲を聴きながら、コーヒーやお酒を飲んだり。あとは、ウクレレを弾くのもいいですね。家には、ハワイに行った時ミュージシャンからいただいたウクレレがあるのですが、のんびりそれを奏でたら、最高のリラックスできる時間になりますね。

 

── 役者として、ご自身として、今後の目標、やりたいことを教えてください。

役は自分で決められないので、いただいた仕事を一生懸命演じることですよね。最初に映画からこの世界に入ったので、一生なんらかの形で映画というものには関わり続けたいなって思っています。最近、作られる映画の本数も少なくなっているように感じるのですが、テレビはもちろん、WOWOW、Netflix等々、映像の世界もボーダレスになっていますよね。様々なスタッフに囲まれて仕事をしていけたら嬉しいですね。

一昨年の渋井直人とか、Penの動画出演をきっかけに、ファッション雑誌からのお話や、ライフスタイル系のお仕事をいただいたりするようになりました。とても刺激的で、嬉しいことで、もっと役者以外のことで幅が広がっていければ楽しいなって思っています。このカラダで、このおじさんで、もっと遊んでいただけたら(笑)、そんな感じです。

── エコーネスでは、ストレスレス®チェアがもたらす時間を「It’s time for Stressless」という言葉で表現していますが、光石さんにとって「It’s time for」に続く言葉は?

“It’s time for Action”でしょうか。仕事というか、Action(アクション)という言葉がピッタリきます。僕らの仕事は、緊張感もありますが、ストレスといいつつ、それを楽しんでいて、仕事であって仕事ではない部分があります。例えば、このインタビューのような仕事も、普段出会わない人と出会えたりする、ものすごく楽しい仕事です。人として、役者として常にアクションを起こしていたいですね。

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