stressless® Moment(ストレスレス® モーメント)

“座ることは、贅沢なこと。 エレガンスが宿る逸品を求めて”

“座ることは、贅沢なこと。 エレガンスが宿る逸品を求めて”

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TOKYO PROFESSIONALS #03

KAZUKI NAGAYAMA <Photographer>

× Premium Leather  -Black-

 


 

Photo: HIDEYUKI SETA  Text: MOTOYA SAHARA Edit: F.M.J. magazine

PROFILE:長山 一樹<br />
1982年、神奈川県出身。2007年に独立後、数々のファッション誌、広告などで活躍中。その作品性はもちろん、アイコニックなスーツスタイルで業界内からも支持が厚い。カメラメーカー「ハッセルブラッド」のジャパン・ローカルアンバサダーも務める。
PROFILE:長山 一樹
1982年、神奈川県出身。2007年に独立後、数々のファッション誌、広告などで活躍中。その作品性はもちろん、アイコニックなスーツスタイルで業界内からも支持が厚い。カメラメーカー「ハッセルブラッド」のジャパン・ローカルアンバサダーも務める。

── チェアに興味を持ったきっかけは?

ある日、「生活における全てにこだわりを持つとしたら、何から始めよう」、「単にいいものを買うのではなく、なぜ自分が使っているのかを答えられるものを使おう」そう考えた時に、人が日常の中で一番長い時間を費やしているのは、“座る”ということだと思い当たりました。

僕自身、撮影がある日ですら現場でも座りますし、移動の車でも座っている。家に帰ってリビングでも、レタッチの作業の時も座るし、1日のほとんどを座って過ごしています。一概にリラックスできる椅子だけがいい椅子とは限らず、すぐ立てることがいいという状況もあれば、作業によっては座りづらくて、背筋が伸びる椅子がいい時もある。“椅子”選びや“座る”ことって何をするか、何を考えるかに影響されて、そこも面白いなって思いました。

── なかでもヴィンテージ家具の魅力とは?

元々デザインが好きで、なぜその形が生まれたのかとか、歴史を遡って、ストーリーというか、背景を探ることが楽しくなり、オリジナルを辿るようになり。結果僕の中では、フランス的な、ル・コルビュジエとかがピンときました。コルビュジエの建築、作品は一見直線的なのですが、実は粗さがあり、同じものを作れないような、どこか未完成でも許された時代の空気を感じさせてくれる、そんなところが好きですね。

例えばタバコは一箱20本、味が均一ですが、葉巻は全て人の手で巻かれていて、同じ銘柄なのに、モノによって硬さや、密度が違う。すごく吸いづらいものもあれば、美味いものもあったり、全部バラバラなんですよ。普通は「そんなのなしでしょ!」ってなるじゃないですか。でもそれが成立している。そんな無駄というか、自分が答えを持っていないといけないものが生活の中にあることが楽しいですね。

── ストレスとの向き合い方やオンオフの切り替えで、意識することはありますか?

そもそも仕事がいちばんストレスがないんですよね。「ストレスだな」って思うことはやらなければいい。あとは、仕事上のハードルはプロとして当たり前のことという感覚がある。それは自分でコントロールできますから。

── シガーは息抜きになりますか?

シガーは趣味として始めたのですが、実はちゃんと味わうためには、集中して吸わないといけなくて。何かやりながら吸っていると、ただ口元の寂しさで、飲みながら吸っているタバコと同じような感じになり。煙を吸う量や、口に溜める時間とか、ヨガの呼吸に近いくらい集中すると、旨さがわかってきます。

1本吸うのに1時間以上もかかるのだから、他のことをしたいと思い、本とか持っていくのですが、読んだためしがない。葉巻を吸っている間は、本当に“無”なんです。気づいたら1時間経っている、そんな感じです。

── 集中するとずっと1つのことを続けられる方ですか?

飽き性なので、同じことを長くやらずに、パンパン切ります。ひとつの作業を詰め出したら、とことん詰められるとは思うのですが、長く時間を費やすほど、大体クオリティが下がってくる。こことで“終了”と決めたら“終わり”。“撮れた”と思ったら“撮れた”。次にはひきずらないですね。

終わった仕事も見返すことはないですし、全く興味がない。引越し準備の時、昔のアルバムを見だしたら1日が終わってしまったという話がよくありますが、僕には絶対にないです。昔のネガは速攻捨てますし、データも破棄します。

── 長山さんにとって東京とはどのような場所ですか?

挑戦する場所ですね。東京にいると常に新しいことに挑戦しようとする意識が生まれます。僕の仕事、ファッションカメラマンは東京にしか存在できないですよね。

今、仕事ってどこでもできるっていうじゃないですか。カメラマンは無理ですね。体が現場に、被写体の側にないといけないので。脳みその中だけでは仕事が完結できませんから。

── 東京で好きな場所、特等席は?

撮影現場でしょうか。様々な人たちが集まり、一つのアウトプットに向かう瞬間。自分の力を一番発揮できる場所ですし、存在意義を、自分が居る意味を感じる場所でもあります。自分にとっては、そこしか思いつかないですね。

他はみんなの東京というか、みんなで共有すべき場所。その大きい空間に点として自分が存在する、そんなイメージですね。

── スーツでお仕事をされることで知られていますが、きっかけは?

「自分の持つものに、意志を持つ」という考えからで。最初はシャツをオーダーしたんですよ。その時期に、たまたま自分のやりたい事を100個書き出したら、その中の1つが「オーダースーツを作る」でした。

ラルフローレンが好きだったんで、そこのオーダーサロンにいって、イギリスのクラシカルなスーツではなく、60年代のアメリカ東海岸の広告マンのようなイメージでオーダーして。店の人とスーツを作っていく過程が楽しくなり、そこから始まりました。

──ご自身のスーツ、ファッションでこだわっているポイントは?

スーツを仕立てる人たちは立ち姿にベストの状態を持ってくるんです。それだと、僕の場合は撮影で使い、カメラを構えた姿勢になるので、腕や肩のあたりが苦しいし、しゃがんだ時も腿の辺りがピチピチでキツい。

そうならないように、撮影姿勢を基準に、仕上がった時にストレスが無いように採寸をして貰います。立ち姿はむしろ緩くていい。自分の動き易さで、全てを微調整していきます。正装ではなく、ユニフォームに近い感覚でスーツを捉えています。

普段着は大体、エンジアド ガーメンツのミリタリーパンツと、サンスペル、ジョンスメドレーとかの素材のいい無地のカットソーとか、ミニマムなものが多いですね。

── 今取り組んでいらっしゃる作品はありますか?

作品を撮りたいという気持ちは無くて、今興味があるとすると、作品よりもその発表の仕方でしょうか。例えばYouTubeは、チャンネル登録者数を増やす事が目的としたら、マスに向けてわかりやすい事をして、広く消費してもらわなくてはいけないですよね。それは、アーティストが、作品の完成度を高めるということとは真逆の位置付けにあるというか。でも、実は果たして真逆なのだろうか、という気持ちもあり。

僕らの仕事なんて、意外に緩いんですよね。いくらでも時間はあって、打ち合わせ、撮影現場、レタッチ、フィニッシュまで大した時間は使わずにできる部分もある。人からは「大変ですね」って言われるのですが、そんなに大変ではなくて。最近、もっと色々できるんじゃないかとか、そんな意識を持たなくてはいけないのではと思っています。

── ご自身にとってチェアとは?

たまに、椅子を体に引きつけ、腰に近づけたまま移動するんですよ。座っていて、このポジションじゃないって感じることがあった時に椅子と一緒に動くというか。椅子は、体の一部というか、延長線というか、かなり脳に直結したものですね。アームがあるかないかで、その椅子に座ってやる事が違ってくるし。原稿を書くとか、机に向かって作業する時は、アームも背もたれすら必要なく、箱で良くて。作業を早く終わらせたい時は、冷たかったり、硬かったり、ずっと座っていたいタイプの椅子じゃない方が良くて。一つのタイプが良いわけではなくて、自分のやりたいことで、選ぶ椅子も変わる。自分の気分と椅子とが繋がっているなと感じることがあります。

──「ストレスレス®トーキョー」に座った印象を教えてください。

最初見た瞬間に、特に脚、骨の部分ですよね、すごくミニマムで、かなり削ぎ落とされたデザインだなって思いました。ヴィンテージルックなレザーとも相性いいですね。

ヘッドレストって高いほど昔ながらのイメージがあって、マッサージチェアっぽいというか。それが低いというのは、かなり今の都会的な人に対していいアプローチですね。人ってリクライニングシートでいきなり眠らないで、何かするんですよね。本を読んだり、パソコンでメール打ったりとか。ヘッドレストを寝かすこともできるし、調整することで、顎の角度をキープできるっていうのは、機能的だなって思いました。

 

── 今後、「トーキョー」という特等席でどんな時間を過ごしたいですか?

まずは、ここで眠っている絵が浮かびます(笑)。あとは、ぜひ一人暮らしの時から欲しかったなと思いましたね。自分の時間にすごく適しているので、プライベートルームとか趣味部屋に置いて、五感でインプットをする時に一番リラックスした状態で使いたいです。今の僕なら、葉巻ですね。サイドテーブルを置いて、モルトも用意して。

── エコーネスでは、ストレスレス®チェアがもたらす時間を「It’s time for Stressless」という言葉で表現していますが、長山さんにとって「It’s time for」に続く言葉は?

“It’s time for Elegance.”です。エレガンスという言葉には、着飾るとか高級とか色々なニュアンスもありますが、僕は“エレガンス=贅沢“だと思っていて。例えば、新しいタオルを買えば入浴が愉しみになったり、ちょっといい傘を買ったら雨の日でさえ愉しくなる。そこに愉しみが生まれる、それがかなり贅沢ですよね。いろんな場面にそんな愉しみを用意しておきたいので、それを見つけることを日々意識しています。

チェアも同じで、帰ってあのチェアに座りたいなって思うことが愉しい。そういう意味では、僕にとって「座ることは、贅沢なこと」なんです。結果、それがストレスレスにつながるのだと思います。


 

Stressless®TOKYO Premium Leather Lowback w/headrest 
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ストレスレス®トーキョー ヘッドレスト付ローバック
プレミアムレザー(M) オットマンセット

皮革:パイオニア ブラック/脚部:マットブラック
サイズ: チェア W80 H99/109 D76 SH47 オットマン W54 H46 D46 本体価格 330,900円 ※展示店限定商品:レザーアップグレード企画実施中

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