stressless® Moment(ストレスレス® モーメント)

特集

特集―ストレスレスなひと #04 鳥越 俊太郎
特集―ストレスレスなひと #04 鳥越 俊太郎

今回はジャーナリストの鳥越俊太郎さんが登場。2005年の大腸がん発覚から肺と肝臓への転移という壮絶な闘病生活と4回の手術を乗り越えた鳥越さん。寛解した現在の生活は元気そのもの。美しいロマンスグレーと堂々たる体躯は、とても78歳とは思えないほど若々しい印象です。一方でがん治療や闘病における不安や恐怖は、計り知れないものがあるはずです。これまでストレスとどう向き合ってきたのでしょうか。そこには鳥越さんならではの意外な答えが待っていました。一番はベッドですね。ベッドサイドにテーブルがあって、そこに薩摩の芋焼酎とアミノバリュー(栄養ドリンク)が置いてあるのですが、寝る前に『焼酎のアミノバリュー割り』を飲んで寝るという、それが最高にリラックスなシチュエーションですね。僕は夜中の3~4時に目が覚めることが多いので、そこから起きて食事をとって2~3時間くらいDVDで映画を見て、もう一度寝るっていう生活が多いです。睡眠は一度に6~7時間とるというのではなく、2~3時間を細かく分けてとるのが基本。あともう一つのリラックス空間は書斎。本棚の前に大きな机とリクライニングチェアがあるのですが、そこに座ってひたすらぼーっとするのが好きです。物を考えない時間は実にストレス解消になります。読書もそうですが僕は趣味で俳句をやるので、ぼーっとしながらそこに座って俳句を作ったりしています。そのときはリラックスしていますね。今回準備していただいたこのストレスレス®チェアもリラックスできそうで、良い俳句が浮かびそうな気がします。取材が終わったら、改めてゆっくり座らせてください(笑)。そうですね。普段は「トータルワークアウト」(パーソナルトレーニングを中心としたジム)に通っています。トレーニング時間がおよそ1時間半で、その前後に20分ずつくらいマッサージを受けて。70歳の年を迎えたときに、これからは老化が進む一方なので、下半身を鍛えていないと長生きできないと思ったのが最初です。それからは毎週2〜3回しっかりと通っています。ジム通いを始めて2年目に、ホノルルマラソンを完走しました。そういうとかっこいいですが、そんな大そうなことではないですよ。僕は昔から努力をすることが大嫌いでした。でもこれまでの人生で、例えば受験も就職も、特に苦労をすることなく進むことができました。こう言うと嫌味だとか言われますが、じゃあ何で全てすんなり通ってきたかといえば、僕はほかの人よりもものすごく好奇心が強いんです。恐らく人一倍強い好奇心で、受験も就職も乗り越えてきたのだと思います。努力することってストレスになるじゃないですか。僕はそういうのはイヤだったので、できるだけ努力をしない。だから好奇心の赴くまま、学校の授業はちゃんと聞いていて、それ以外に努力はしませんでした。ただ、好きな本や新聞など授業以外に興味のあることには目がいきますから、そこではちゃんと知識を得ていました。新聞も毎日読んでいましたし。だからジムへ行くことが目標のために努力している行為かと言われると、僕にとってはそういう感じではないんですね。単純に自分の体に筋肉をつけていく過程が楽しい、ただそれだけです。もちろんそうです。なくなったら死ぬときじゃないですか。好奇心って、若いときはものすごくもっているじゃないですか。でも年齢とともにだんだん失われてきますよね、高齢化=好奇心の薄れっていう。だから若さを保つには好奇心をもつことだと思います。実年齢は78歳ですが、精神年齢は18歳ですから(笑)。年齢を重ねた人間に対して「あいつはいい感じで落ちついたね」とかってよく言うけど、それは僕から言わせれば褒め言葉でも何でもない。いつだってきょろきょろしながら生きていかなきゃ。前方から美女が歩いてきたら、やっぱりきょろきょろしないと(笑)。そこで振り向かなくなったら終わり。そのときはそんなにショックではなく、俺もとうとうがんになったかという感じでしたね。何故がんになったかは自分でもわからないです。よくストレスががんの原因だと言われますが、ストレスなんてなかったですから。自分の性格はどちらかというといい加減、よく言えばネアカ、楽天的、極楽とんぼというタイプで。特にないですね。大病をわずらうとよく「人生観が変わった」なんていう人もいますが、人生観はそう簡単には変わらないですよ。人間は生きているけどやがて死ぬという、絶対に変わらない真実の前にどう生きていくかっていう。生と死をどう受け止めるかって、人それぞれちがうじゃないですか。いずれやってくる死の前で、あわてずに従容として迎えられるかどうかっていうことでね。もちろん、健康には気を遣うようにはなりましたけど。あと老化というものは抗えないものですが、今まで以上にストレスを抱え込まないようにはなったと思います。人間のもっている一番大事な力は免疫力で、これは誰もがもっていて、自分の体の中にある病などをなおしてくれる力です。がんはもちろん、病気に最も有効なのが免疫力ですから。だからこの力を高めるべくすごしています。高めるのに一番有効なのは笑うことです。そうですね。心や気持ちなど色んなことがありますが、そういう肉体的なものではないもの、そういうものが肉体に影響を及ぼすことはあると思うし、その逆もあると思う。ストレスというのもそういうものですよ。それはもちろん妻と一緒にいるときですよ。リップサービスではないですよ、いないと生きていけないですから(笑)。妻は私がイラク戦争のときにイラクに行くと言っても反対しませんでしたし、がんとわかったときも泣きわめいたりしなかったですから。私自身のストレスの無い生活の一旦は、妻の存在がおおいにあると思います。よく二人で旅行に出かけます。ぱっと思いたって仙台や伊豆の温泉宿に一泊で行ったり。あと船旅も大好きで、つい先日も二人でクイーン・エリザベスに乗ってクルージングに行ってきました。リクライニングもできるし、頭と首の位置を固定しながら高さや角度を調整できるので、それぞれの負担も軽減しますし長時間リラックスするには最適ですね。自宅には横になってテレビを見るためのソファがあって、それはイギリス製のわりと高価な革製のものなのですが、なぜか頭と首と肩の位置がどうにも落ち着かない。脊柱管狭窄症を患っていて首の痛みがいま一番のストレスなんです。なので、頭と首をサポートしてくれるものは自分がまさに求めていたものですね。できることならこのストレスレス®チェアで、ぼーっとしながら映画やテレビを見たり、俳句を作ったりしたいです。あと見た目も良いですね。革の高級感もそうですが、私はスーツでも何でもブラックが好きなのでこれはぴったりです。まず月に一回、俳句の句会がありますので、その作品作りですね。あと実は今、映画を作りたいと思っているんです。それはなぜかといえば自分は新聞記者、テレビのニュースキャスター、ラジオやネットのパーソナリティまで表現媒体は一応全部やらせてもらって、最後に残ったのが映画なんです。映画は人間が創り出した表現の形とて、僕にとっては一番興味深いものなんですよね。僕は監督はできないので、自分で構想を考えて関わりたいと思っています。今は原作を探しつつ、監督や脚本家を決めようとしている段階まできています。それはもちろん日々起こっているすべてのニュースです。政治、経済、社会、呼吸をすることと同じように毎日ニュースに触れて生きてますから、つねに注視しています。最近はテレビにはあまり出ていないので表現の場が少ないですが、自分が興味をもったことや意見を言いたいときはブログで書くようにしています。どうありたいと言ったって、残り時間はそう多くないですからね(笑)。極端な話、東京オリンピックまで生きていられるかわからないということも、考えようによってはあるわけで。ただ母は95歳まで生きて僕もその長寿の遺伝子を受けついでいるので、僕も95歳までとはいわず、それに近い年齢まで頑張りたいですね。その残りの時間に何をするかということが、これからの人生の最大のテーマです。あと本を何冊書くか、そして俳句を何本作るかとかやりたいことは尽きないですね。少なくとも、探究心や好奇心はこれまで以上に持ち続けると思います。■チェア
ストレスレス®マジック(M)シグニチャー
張地:本革 (ノブレス/ブラック)/脚部:ウッド(ウェンゲ)
W84 H102/112 D77 SH47

■サイドテーブル
ストレスレス®USBテーブルA
ガラス/ウッド(ウェンゲ)
W:52 H:50/73 D:42

特集―ストレスレスなひと #03 渡辺 有子
特集―ストレスレスなひと #03 渡辺 有子

旬の素材を生かした味も見た目も優しい料理で、女性を中心に多くにフォロワーを獲得している料理家・渡辺有子さん。芸術のような美しい料理の数々はもちろん、自身の著書やメディアなどを通じて垣間見える、ナチュラルで飾らない人柄は実際もそのままで、取材時での謙虚で丁寧な受け答えがとても印象的でした。そんな渡辺さんならではの美しさとしなやかさの秘密は、独自のリラックス方法と"食"への深い愛情と飽くなき探究心にありました。ヴィンテージものと現行品の家具をミックスしているのですが、本当にシンプルな感じですね。テーブルは北欧のもので、丸型のバタフライテーブルを使っています。今は数人がけ用の大きなソファを探しているのですが、ただそれがあるとリラックスしすぎてそこで寝てしまい、そのまま朝を迎えてしまう恐れもあるので、自分の中ではものすごく欲しい反面、見つからなくてもまあいいかなという気持ちもあるのですが(笑)。椅子はすごく大事だと思っていますね。食事のときなどでも、単に座れれば何でもいいという気持ちにはならないので。今はだいぶ減らしましたが、昔はけっこうな数の椅子をもっていて、一人暮らしだったので必要なかったのに12脚ほどもっていました。もともと親が椅子好きで、その影響から私も大好きだったということもあるのだと思います。以前、デンマークへ旅をしたときに初めて家具の魅力に取り憑かれまして、それ以来、ずっと好きですね。そのときも現地で購入した4脚をどうしても早く持って帰りたくて、当時宿泊していたホテルの方にお願いをして船便で送ってもらいました(笑)。仕事用のデスクとかは特になくて、普段はだいたいキッチンで作業をしているのですが、そういうときにお茶を飲みながら、ゆっくりと料理のメニューを考案したりするときですかね。その際のお茶は、気分や体調、あとはお菓子に合わせて色々な種類のものをいただくのがポイントです。私には休日をとるという感覚が特にないといいますか、仕事のONとOFFの境目があまりなく、日常の中でメリハリをつけている感じなので、椅子に座ってお茶を飲むときがOFFタイムという感じです。そういった休憩時間には、今日座らせていただいたようなストレスレスチェアがぴったりですよね。実はちょうど(ストレスレス®チェアのような椅子が)ほしいなと思っていたところに今回の取材の話をいただいたので、本当に嬉しかったです(笑)。今日は実際に座らせてもらえて光栄でした。実は年末にぎっくり腰になって、今は快方に向かってはいるのですが、まだ座ったりすると少し違和感があるんです。でもこの椅子は全く違和感がなくて、すごくフィットしてとにかく楽。あと見た目も、モクを使ったシンプルでモダンなデザインも素敵ですが、故障をしたらパーツごとに交換できるというのもいいですね。普段は長時間の立ち仕事なので、数時間煮込む料理を作るときとか、キッチンから離れる時間が少しでもできたら座ったり、横になったりしたいです。あとばたばたと家の中で作業をしてそのまま寝るということができなくて、とにかく一旦クールダウンというか、頭の中を空っぽにした状態でのんびりしたいので。いつもはお風呂に入る前後にクールダウンの時間をとって、その後にベッドに入るのですが、そのワンクッションの際に何も考えずにここで横になりたいです。私にとって貴重なリラックスタイムなのですが、この椅子はその時間に最適だと思います。
ON&OFFの境がないのは、その方が自分のライフスタイルに適していて、自ら選んでやっていることなのでそこまで大変ではないです。とはいえストレスはちゃんと(?笑)あるので、そういうときは、それこそ色々なお茶を飲んだりお菓子を食べたりしながら、ゆっくりと時間をすごすということが多いですね。夢中になっているというわけではないのですが、去年の9月まで2年間製菓学校に通ったことが、それが私の中ではかなり大きなことでしたね。学校では毎週末お菓子を作っていたのですが、料理とお菓子の作り方が全く違うということに気づかされました。そしてそれと同時に、性格的にお菓子作りは自分には向いていないということも浮き彫りになりました(笑)。あとお菓子作りのことももちろんですが、私は自分でも料理教室をしているので、先生の授業の進め方や生徒さんへの接し方なども、すごく勉強になったので通ってよかったです。料理の方は修正ができるというか、最後の着地点さえ間違えなければ何とかなるのですが、お菓子の場合は最初の時点でつまずいたまま進めると、そこでやり過ごしたことが最終的な姿として現れてくるんですよね。とはいえ、じゃあパティシエが料理を作ったら美味しいものができるのかっていえば、必ずしもそうではないんですけどね、不思議ですけど。季節感ですね。食材には旬があるので、季節のものを摂取するということを大事にしています。冬に食べるものは体を温めますし、夏に旬のものは体を冷やす役割がちゃんとありますから。それは体自体が欲しているものだと思うんです。実際、私も目の前の仕事をこなし続ければいいといいますか、ずっとこのままでいいという気持ちがどこかにあったんです。でも夫から「このままでいいっていうことは、下降していると思った方がいいよ」って言われたことで気づかされました。私の場合はお菓子作りでしたが、実際に新たなことを一つでも始めてみると、知らなかったことを知ることができたり、苦手だったことが苦手じゃなくなることはないかもしれませんが、その苦手だと思っていたことの中に、好きな部分が見つかったりして色々と発見があって。私にとってはすごく良い経験になりました。今までは雑誌のお仕事がメインで、雑誌を作るスタッフさんやスタジオ内だけでのやりとりが多かったのですが、一昨年から新たに料理教室を始めたことで、生徒さんたちを含めて色々な人たちと交流させていただくことで、新たな扉が開いた感じがしてそれが楽しいですね。あと自分の中である程度イメージができたら、次は自分のお店をやるなどして、料理家としての幅をもっと広げていくことが理想です。そして料理家として、"食"というものを通じて、美味しいものをより美味しく食べてほしいという思いがあるので、それをちゃんと伝えていけたらいいなと思っています。■チェア
ストレスレス®ユー ジェームス
張地:ファブリック(オーシャン/ホワイト)/脚部:ウッド<オーク>
W66 H114 D78 SH43

■サイドテーブル
ストレスレス®アルファ
ウッド(ウォルナット)
W:52 H:50/73 D:42

特集―ストレスレスなひと #02 泉 麻人
特集―ストレスレスなひと #02 泉 麻人

昭和の街並やテレビ番組、コミックといったレトロなネタから、天気図や地図といったマニアックな事柄に関するうんちくで、多くのサブカルファンを魅了し続ける日本を代表するコラムニスト・泉麻人さん。ここでは原稿を執筆する際の環境へのこだわりから、仕事への取り組み方、アイデアの生まれる瞬間、さらにはストレスの多い今の世の中で、いかに人生を楽しむかについてなど幅広くお伺いしました。自由な発想と、てらいのない言葉の数々がとても印象的でした。書斎には原稿を書く仕事机と椅子、それに応接用のテーブルとソファがあるという、至ってシンプルなものです。ただ、物や資料が多いので、強いていえば収納スペースが広いというのが唯一のこだわりかもしれません。仕事場では単純に作業をするだけですから。もしリラックスがしたくなったら部屋から出て、少し贅沢なホテルや旅館に泊まりに行くという感じですね。とにかくすごく気持ちが良いですね。普段は何てことのない普通の椅子に座って作業をしているだけに、座り心地がぜんぜん違ってびっくりしました。リクライニングも体の動きに合わせてスムーズですし、ストッパーが無いのにきちんと止まるところもすごいですね。ストレス解消にはすばらしい。仕事の後とか、ちょっとした休息時にくつろぐには最適ですよね。あとはある程度長い時間をかけて執筆してきた原稿を終えたあととか、リクライニングを倒して横になって開放感に満たされたいかな。横になってiPadでYouTubeとか見たりするのもいいですね。天才的な作家やアーティストのように、アイデアが天から降りてくる、なんてことはありません。調べながら見つける感じですかね。そもそも僕の仕事はアイデアを生むというよりは、例えばある「A」という調べものをしている最中に「B」に興味をもったりすることで、それがアイデアの「芽」になるというか、書籍などの形として繋がることが多いです。昔『B級ニュース図鑑』というのを出版したときに、当時は新聞の縮刷版なんかを大きな図書館に行って探していたのですが、そのうちに最初の目的の記事とは別の、下に載っている広告の方にひっかかって、また別の連載が始まったり。そうやってメインの調べものをしているうちに、別のことが気になってそこを掘り下げるということはよくあって、企画の思いつき自体、そういう部分から出てくることが多いですね。色々ありますが、原稿を書き終わったときにコンビニでコーヒーを買ってきてくつろぎながらネットを眺めているときですね。そういう時間が日中のリラックスする瞬間ですね。あとは好きな本を読んでいるときですね。ストレスが溜まったら、古い地図とか昔の街並みを撮影した写真集を眺めながらコーヒーを飲んだりしています。コーヒーにこだわったりするタイプではないので、あくまで喫茶店が好きなんです。特に昔ながらの街の喫茶店って、その街の人の素顔が見られるというか。地元の人が溜まっているような場所ですよね、銭湯なんかと一緒です。そういう場所というのはなかなかいいものですよ。昼間の喫茶店なら、自分と関係ないよその人の会話が聞き取りやすくてまたいいんです。戦前からあるようなクラシックな洋館風とか、佇まいがいいお店だとつい入ってしまいますね。ある程度歴史のある喫茶店というのはそれなりに面白みがあって好きですね。静かに盗み聞きを楽しみたいので、あまり話好きのマスターというのは苦手で、寡黙な人がやっているところが好みです。子供のころに集めていた物は、なかなか捨てられないですね。ウルトラ怪獣のプラモデルとか、その時代の図鑑とかシールとか色々ありますが、自分で集めていたものは長年の思い出が重なっているので大事です。当時のウルトラマンの図鑑とか、今買うと高いですからね。あの時代は400~500円くらいですが、今だと2万円くらいしますから。ただそういうレア本をいま買いもどしたいという気はあまりありません。そういう難しいことはあまりないですね。あるのかもしれないですが、具体的には思い浮かばないです。だいたい僕の物欲や探究心などは、幼いころから好きなものがメインであって、そこから細かく枝分かれしたものが今現在、興味のあることなんですよね。昔、体験もののエッセイを書いているときに、気象予報士の資格を取ったんですけど、仕事として始めたのですが、もともと昔から天気予報が好きだったんです。日本列島の地図を書いて、自分で天気図を書いてたりしていました。天気予報という興味の「芽」があると、そこに熱中していくというのはあります。僕はずっと好きなことをしてきただけで、特にこれだけはというこだわりは無いんですよね。僕はそんな偉そうなことを言える立場ではないですが、自分の好きなことをできるだけやるようにすることでしかないですよね。ただまあ、大人の社会ですから、好きではないこともその中には入ってくるわけで。それを上手にこなすというか、いかに興味をもつかということじゃないでしょうか。それほど楽しくないことでも、楽しんでやる方向性を見い出すことも、人生を楽しむ上では大事なことだと思います。例えば、つまらない仕事に向かう途中に、何か面白い出来事や出会いがあるかもしれないですし。どうですかね、時間の使い方の違いじゃないですかね。僕も参考書を読んだり、仕事のためにやりたくない勉強をしたりしていました。でもそこで、その勉強に対していかに興味を持てるかですね。少しでも興味のあることや、好きになれそうなことであれば頑張るべきだと思います。また先ほどの話ではないですが、勉強に限らず、その「芽」が出たときにどうするかで、その後のモチベーションが大分変わってくるんじゃないですかね。東京に関する本は今まで色々書いてきましたが、でも切り口を変えればまだまだ面白いことが発掘できると思うので、その辺を掘り下げたいですね。ただまあそれも、どうしてもやりたいかと聞かれればそうでもないって答えちゃいそうなくらいで、頼まれればやります、くらいの感じですかね。もう60代に入ったので、そんなに仕事としてやらなくてもいいかなっていうのはありますね。僕は、舞台で死にたいとかそういうタイプではないですし、ましてやペンを握って死ねれば本望だなんて、これっぽっちも思っていませんから。自分の興味のあるものに関してはこれからも突きつめていきたいですけど、それ以外は何でもいいです(笑)■ストレスレス®レノ(M)
ノブレス皮革:アマローネ/木部:ブラウン
W77 H99/109 D77 SH42

特集―ストレスレスなひと #01 五郎丸 歩(後編)
特集―ストレスレスなひと #01 五郎丸 歩(後編)

エコーネスとラグビー・五郎丸歩選手との出会いは2015年。それから約1年半のオーストラリアとフランスでの海外挑戦を終え、古巣・ヤマハ発動機ジュビロへの復帰で帰国したばかりの五郎丸選手が「ストレスレス®ショールーム東京」に来場。ご愛用頂いているストレレス®チェアの話、海外でのこと、家族との時間、ストレスとの向き合い方、そして日本での新たな挑戦についてロングインタビューをお届けします。かっこいい家でありたいなとは思っています。子供もいるので、生活感はありつつ、でもそれだけではない、こだわりを感じられるような、かっこいい家が理想です。基本的には嫁と決めますが、海外のインテリア雑誌を見て漠然とした憧れの部屋のイメージとかはありますね。
天井につけるプロペラ付の照明とか西海岸風なのもいいなぁと思いつつ、実際買うとなると黒が基調だとかシックな方向に落ち着くんですけどね。子供が3歳と6歳なので、子供と遊んでいることがほとんどですね。外だったらラグビー遊びばっかりです。家でも、戦いごっこですね。ずっとタックルされています笑 日本よりも海外の方が、練習時間が効率化されている分、この2年は、すごく家族での時間が多かったんです。オーストラリアは日本人も多く住んでいるし、取材もちょくちょく来ていたんですが、フランスまで行くとなかなかっていう感じで、日本人もいないので、おのずと家族でいる時間が増えましたね。下の子が生まれた直後は、日本で一番忙しい時期であまり家にもいられなかったので。やっとなついたなみたいな(笑)。サポートして頂いているのを母親が知って、調べたら家の近くでも買えるということがわかったので、少しでも疲れがとれたらということで。ひざが悪いので、普通の椅子に座っていると負担が大きいので、購入しました。座り心地のよさに、すごく感激していました。しないんですよねー。嫁にも…しないですね。記念日は、嫁の誕生日と結婚記念日が一緒なんで、そこはちゃんとやります!今年の5月は旅行に行きました。ちょうどフランスにいた時期だったので、南仏に家族で行きました。やっぱり手紙ですかね。頻繁にくれるわけではないんですが、だから余計に嬉しいというか。この間、ちょうどシーズンが終わって、日本に帰ってくる2~3日前、扉をあけたら子供が手紙を壁に貼ってくれていて、「パパ、海外生活、頑張ったね、(日本では別々に住んでしまうので)日本に帰っても僕は寂しくないよ!」って強がって書いてあって、ジーンときちゃいましたね。嫁からも誕生日とか1年に1回はもらいますね。口では言えないことも手紙なら伝えられるし、伝わるので、嬉しいですよね。僕は全然書かないです(笑)。なかなか書けないんですよ!まだわからないですね(笑)。でも、今は嫁も忙しいですからね。子供もまだ小さいですし。だから、少し手が離れたら、また楽しいだろうなぁなんて話はしますけどね。なかなか今は2人だけの時間は確保できないんですが、。今は子育てを通して、わかりあっていっているという感じです。母親の役割と、父親の役割って違うと思うんですよ。母親が口うるさく言っていることは、言いませんね。男としては、こうしなくちゃいけないよっていう、ご飯の食べ方とか箸の持ち方だったりとか、そういうところは厳しく言っていますね。そんなイメージですか?(笑)。お酒飲んでいたらワイワイガヤガヤって感じです。後輩とかと。でも1番笑顔でいるのは、子供と遊んでいる時だと思いますね。いっぱいありますよ!弱い部分だらけです。虫とかお化けとかは大丈夫ですけど、ジェットコースターとかは絶対に嫌ですね。楽しめません(笑)。子供と嫁でどうぞどうぞ、僕は並んでおきますんでって感じです。ワールドカップ前にディズニーランドへ行ったのですが、まだ小さくてアトラクションに乗れない下の子と一緒に、並ぶ係で嫁と長男が乗ったら、僕はまた次のアトラクションに並んでいました。僕は、エレクトリカルパレードとかイッツアスモールワールドとかで充分です。何で怖いのに乗るの?みたいな。落ちないってわかっていたら大丈夫ですよ?観覧車とか。バンジーとかも絶対無理!海外では釣りに行けなかったんですよね。その代りに、新しい趣味としては、ワインですかね。いつもビールかウィスキーで、全然飲めなかったんです。だけど、フランス行ってさすがに飲んでみようと思って、飲んでみたら美味しくて、飲みやすくて。だから、日本にも持って帰ってきました。赤も白もロゼもハマってしまいました。ラグビー仲間でもワインを勉強して、みんなで楽しもうみたいな話もでていますね!みんなお酒に強いんですよね。
キッチンにも立ちますよあんまり苦じゃないんですよ。カレーとか、一通り作りますよ。中学校で外へ出て、高校から下宿生活だったので、自分のことを自分でやるということには抵抗がないというか。一通りはできるので、生きていけると思います。人の事を尊敬できる人を尊敬します。自分自分っていう人は、自分には合わないなって思いますね。年を重ねるごとに、かっこいいおっちゃんにはなりたいなって思いますけどね。おしゃれっていうよりも、自然と生きている海の男!みたいな方が僕は好きです。外見よりも生き方に憧れますね。海外で世界のスター達を見てきたから、その人達からもらった影響はラグビーだけでなく、人として魅力ある人になっていきたいなと思いますね。日本でのプレーを通して人として、また1つ成長したいなと思っています。海外での2年間で、色々なことを経験させてもらって、言葉だったり、ラグビーのパフォーマンスのことだったり…夜は1人でいる時間ができるのでそういう時に、ストレスレス®チェアを活用して、経験してきたことをきちんと形にしていきたいとは思っていますね。今まではパソコンで思いつくままに調べものをしていただけなんですが、これからは、この先の人生に役立つものを形つくっていけたらなと思っています。ストレスレス®チェアは、その下調べのパートナーです。僕も気が付けば30歳なので、セカンドビジョンをしっかり思い描いていきたいなっていうのはありますね。

特集―ストレスレスなひと #01 五郎丸 歩(前編)
特集―ストレスレスなひと #01 五郎丸 歩(前編)

エコーネスとラグビー・五郎丸歩選手との出会いは2015年。それから約1年半のオーストラリアとフランスでの海外挑戦を終え、古巣・ヤマハ発動機ジュビロへの復帰で帰国したばかりの五郎丸選手が「ストレスレス®ショールーム東京」に来場。ご愛用頂いているストレスレス®チェアの話、海外でのこと、家族との時間、ストレスとの向き合い方、そして日本での新たな挑戦についてロングインタビューをお届けします。子供が寝た後に使うことが多かったですね。帰宅して、子供を寝かしつけた後ですね。パソコンを触ったり、主に1人の時間を楽しむためでしたね。海外では、語学学校には通っていなかったので、語学の勉強をしていました。オーストラリアでもフランスでも英語がメインだったので。日本にいた時は下の子がまだ小さかったので、(チェアに自分が寝て)お腹のところにうつ伏せで寝かせて、チェアを揺らしながら、寝かせつけていました。やっぱり若い人は、リクライニングチェアって、想像しづらいと思うんですよ。でも実際使ってみると、さすがの座り心地ですよね。子供を寝かせて、一人で調べものなどしているうちに、そのまま寝ちゃったりもするんですけど、普通のベッドで寝ているのと同じような感覚で起きられます。普通の椅子だと、体が痛くなってしまいますよね。う~ん…より動かなくなりましたね(笑)。でも、そのぐらい疲れがとれるんですよ。初めは「ザ・お父さんの椅子」っていう感じで、自分にはまだ早いかなって思っていましたが、今は、大事な存在です。国内ではプロ選手もいますが、8割以上が社員選手なので、プロ選手は社員選手にスケジュールを合わせなきゃいけません。会社があったりもするので、終わる時間は必然的に遅くなりますよね。でも海外の場合は、全員がプロなので、朝早めに一部練して、14時から二部練してみたいな感じでぎゅっと凝縮されている感じです。ポジティブになって帰ってきた気がします。すごい選手を見てきたからだと思います。まだもっと成長できるんだなっていう。プレイもそうだけど、それ以外のところでも。世界の一流の選手って、コミュニケーション力も含め、トータルでバランスが取れている。海外の選手が日本人の選手より優れている1番のポイントは、自分のセルフマネージメント力ですね。自分を自分でコントロールできる能力はすごいですね。アプローチの仕方が違うんですよ。受け身ではないんです。自分がこうしたいから、コーチにこういう風にしてくれと言える。それがナチュラル。日本だとそれは否定的に捉えられますが、海外だとそうしないと、上には上がっていけないし、監督からも見てもらえないっていう環境なので。文化の違いですかね。そこは。人間だから、緊張もするし、プレッシャーも感じますよ。ただラグビーの試合に関しては、誰かがああしているから、こうしなきゃいけないとかではなく、全てにおいてプロセスを自分で組んでいける、積んでいける選手が一流の選手なんだなとは、感じましたね。

そして、オンオフのメリハリをきっちりつけることに長けている。僕の場合は、国内ではなかなかとれなかった、家族との時間が、癒しにつながっていましたね。あとは、ストレスレス®チェアに座って、ゆっくりパソコンをいじったり、映画を観る時間ですかね。映画は・・・アクション映画が好きです。トリプルエックスとか何も考えずに観られて、あのがちゃがちゃした感じが好きですね。エコーネスさんにはホームシアター用のソファもあると聞いて、そっちにも興味がわいています。今日座るのが楽しみです。最初は色々想像して準備をしていったんですが、最終的にはあまり考えず、ナチュラルに過ごしていましたね。特に、フランスでは。考えすぎてしまうと、どうしても悪い方向にばかり考え着いてしまうので。結局、今まで「やらなくちゃいけないこと」をこなして生きてきたので、最初のオーストラリアでも「やらなくちゃいけない、やらなくちゃいけない」で段々辛くなってきて…。フランスは、自然体で、個が尊重される国なので、他の選手を見ていても自由で、すごい楽しそうで、先のことまで想像して行動する意味があるのかな?って思うようになって、やめましたね。考えすぎないことが大事だってわかりました。もちろんあります。メンタルトレーナーがついていたのは代表の時だけ。普段はいないので、自分で対処していくしかないんです。言葉の壁もありましたし。パーフォーマンスうんぬんの前に、自分の伝えたいことが伝わらないですから。でも何か伝えようとしないと、言葉を発さないと絶対伝わらないから、単語だけでも、どんどん積極的に話すようにしていましたね。それで、ストレスを感じたら、すぐに海に行くんです。泳ぎますし、眺めるだけのこともありますし。それでストレスを発散していましたね。で、家には持ち帰らない。切り替えていましたね。そういう意味でも、家族との時間はすごく大事でした。でも、日本人って圧倒的に耐える力があると思うんです。ストレスには強いんじゃないかな。日本人は耐える力において、世界一だと思うので、解消しようと思わなくていいのでは? それよりも、自分らしさと、熱中できる何かを見つけた方がいいのかなって思うんですけどね。周りは別に苦しんで欲しいわけじゃないから、苦しいなと思えば、リラックス法を見つければいいし、苦しみやストレスに対して、あまり向き合わない方がいい気がします。ストレスを感じて、自分を追い込んで頑張るタイプなら、それはその先の将来になにか役立つから悩んでいるんだろうし、意味があるもの!と前向きにとらえればいい。考え方を少し変えるだけで、驚くほど楽になれるから、僕はいつもそうしています。ずっと続くものではないし、その苦しんでいる時間は、次のステップへの自分にとっての大事な財産になると思うし。前向きにとらえていくことが大事なんじゃないかな。いろんな人がいると思うんですけど、基本的に、同じ会社に所属しているということは、同じ目標だと思うし、進みたい方向は同じだと思うので、そこだけブレてないものをもっているのであれば、通じあえる部分が必ずあると思うし、人それぞれいいところと悪いところがあるから、周りの人達をどうとらえてあげるかが大事かなと思います。いい面を見るようにして、目標が同じなのであれば、ネガティブにとらえる必要はないのでは? ぶれないものが何かを、明確にする必要はありますよね。自分は、積極的に、コミュニケーションをとりに行く方ではないんですが、海外は、もう日常生活からしてまずコミュニケーションのとり方が違う。海外の一流選手を間近で見て、コミュニケーション力の高さには驚かされました。それはラグビー云々ではなく、人として。例えば、気づかいとか。レベルが高すぎて、なかなか実践できませんが、こういう選手になりたいなという目標を見つけられたので、大きな収穫でしたね。
日本に帰ってきたら、言葉など、コントロールできる部分が多くなり余裕ができるので、また自分が成長できるかなと自分に期待しています。